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育てる木のうつわ ~お手入れ方法について~

木のうつわをつくっていると、よく「メンテンナンスが大変そう」という声を耳にします。もちろん、木という素材の特性上、陶磁器やガラス、金属とは異なるお手入れが必要になることもあります。ですが、その手間は決して大きなものではありません。むしろ、手入れすることで、木が本来もつ艶や美しさが際立っていくように感じます。

木のうつわにとって、一番のメンテナンスは「使う」ことだと思います。木のうつわは、毎日のように手にふれて、料理をのせ、使うことを繰り返すことで、木の自然な艶や光沢がゆっくり育っていきます。逆に、使わずに乾燥した状態が続くと、木肌が乾いて、せっかくの艶が失われていくこともあります。その場合は、油分を与えて保護することで、また艶を取り戻すことができます。

木肌は人の肌と同じように、乾いてかさつくことがあります。だからこそ、お手入れすることで、その美しさを長く保つことができます。

日々の生活のなかで、食卓で料理をのせて使い、時にはオイルを塗ってお手入れをしていく。その積み重ねにより、暮らしになじみ、使う人に近づいていくように育っていくのが木のうつわの魅力だと感じながら、私は日々うつわづくりに向き合っています。

木のうつわのお手入れ方法

※お手入れ方法は、仕上げの種類によって異なります。詳しくはご購入したお店でご確認ください。

Atelier 山音では、ガラス塗装を主な仕上げとして使用しています。以下の方法でお手入れしていただくことで、木のうつわを長くお使いいただけます。

※当工房の木のうつわは、食洗器には対応しておりません。予めご了承ください。

  1. 使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジで洗います。
  2. 水ですすいだら、布巾などで水気を拭き取り、よく乾かします。
  3. 木肌が乾いてかさついてきたら、えごま油やアマニ油などの乾性油を薄く塗り、なじませます。

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